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1.PHPインストール |
■PHPの入手 |
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PHP公式サイト・ダウンロードページからPHPのWindows版をダウンロードします。ダウンロードしたのは、
Windows BinariesのPHP 4.3.8 zip package(2004/07時点)です。zip packageの方をダウンロードして下さい。その時の最新・安定バージョンが表示されていますので、それをダウンロードして下さい。現在(2005/03時点)は、PHP
4.3.10 zip packageが最新・安定バージョンです。
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■解凍・インストール |
- php-4.3.8-Win32.zip(Ver.4.38の場合)を適当なディレクトリに解凍します。c:\phpに解凍するとして、説明を続けていきます。
- c:\php\php4ts.dll を、XPの場合 c:\WINDOWS\system32に、95/98/Meの場合 c:\WINDOWS\systemにコピーします。
- c:\php\php.ini-dist を php.ini にリネームして、c:\WINDOWSにコピーします。
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■php.iniの設定 |
- CGI版PHP(php.exe)を使う場合の設定を説明します。
php.iniをエディターで開いて、439行目(Ver.4.38の場合)のcgi.force_redirectを次のように編集して下さい。
編集前 439 ; cgi.force_redirect = 1 ↓
編集後 439 cgi.force_redirect = 0 (コメント";"を削除して、"1"を"0"に修正)
- セッションを使う場合
デフォルトは、c:\tmpが指定されているのでディレクトリを作るか、php.iniの823行目(Ver.4.38の場合)のsession.save_pathの指定を変更して下さい。
変更例:ディレクトリ(c:\php\tmp)は予め作っておいて下さい。
編集前 823 ;session.save_path = /tmp ↓
編集後 823 session.save_path = c:\php\tmp (コメント";"を削除して、"/tmp"を"c:\php\tmp"に修正)
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2.AN HTTPDインストール |
■AN HTTPDの入手 |
- AN HTTPD Home Pageからダウンロードします。2004/07時点で、
httpd142m.zipをダウンロードしました。その時の最新バージョンをダウンロードするようにして下さい。
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■解凍・インストール |
- httpd142m.zipを適当なディレクトリに解凍します。C:\Program Files\httpd142mに解凍するとして、説明を続けていきます。
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■AN HTTPD環境設定 |
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環境設定する前に、C:\Program Files\httpd142m\httpd.exe(Ver.1.42mの場合)のショートカットを作って、デスクトップ上にでも置いておくことをオススメします。(ショートカットの作り方:httpd.exeを選択
-> 右クリック -> ショートカットの作成を選択 ->
出来たショートカットをデスクトップ上にドラッグ&ドロップ)
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作ったショートカット、又はC:\Program Files\httpd142m\httpd.exeをダブルクリックしてAN HTTPDを起動します。タスクトレイに黄色いアイコンが表示されます。
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表示された黄色いアイコンを右クリックして、オプション一般(G)を選択
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ドキュメントルートを適切な指定に修正(例:C:\)。ドキュメントルートには、「http://127.0.0.1/」とアクセスした時、参照するディレクトリを指定します。
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実行プログラムの設定をします。スクロールテキストボックス内の拡張子.phpを選択して、ボックス下の編集ボタンをクリック。表示された実行プログラム設定フォームで、実行するにチェック、拡張子は.php、実行プログラムに
c:\php\php.exe を指定、一般パスも実行するとPATH_TRANSLATEDを使うにチェックしてOKボタンをクリック。
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オプション一般の設定フォームをOKボタンをクリックして設定を完了させます。
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■動作確認 |
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以下の内容を書いたファイル、c:\test.phpを作って下さい。
<? php phpinfo(); ?>
- ブラウザに http://127.0.0.1/test.php と入力してアクセスして下さい。
PHPの環境設定が確認できる画面が表示されれば問題なく動作しています。
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■補足・注意事項 |
- 当サイトで配布しているスクリプトをPC(Windowsマシン)で動作させるには、flockとgethostbyaddrを記述している行をコメントにしなければエラーになります。
- CGI版PHP(php.exe)を使う場合の設定を説明しましたが、当サイトで配布しているスクリプトで使っている$_SERVER['PHP_SELF']は変数が参照できません。注意して下さい。代わりに$_SERVER['SCRIPT_NAME']に置き換えれば参照できます。
- CGI版PHP(php.exe)以外にも、SAPIモジュール版(C:\php\sapi\php4isapi.dll)を設定することも可能です。その場合、環境設定の5の実行プログラムのパスを変更して下さい。SAPIモジュール版は動作が不安定になる場合がある為、このページでは、説明を省略しました。
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